映画:「アーティスト」
人の声はいっさい入らず、音楽のみのサイレント映画。
しかも、全編モノクロ。
3D映画が増えてきたこの時代に、
こんな制限された条件で100分間の映画をつくるのは
とても冒険的な試みだといえます。
が、みごとアカデミー賞5部門を受賞しました。
セリフは最小限の字幕だけ。
映像では、30秒くらいしゃべっていてもその内容を
すごく省略した字幕がはいります。
最初はちょっと物足りなく感じるけど、慣れると
ストーリーを理解するぶんにはそれでOK。
主人公の愛犬がとっても効果的なアクセントになっています。
モノクロでセリフなしの映像でも…
というより、それだからこそ際立つのはヒロインの魅力。
豊かな表情、キュートなダンスで
主人公だけでなく、画面を観ている人も魅きこみます。
シンプルなラブ・ストーリーに「言葉」は必要ないようですね。
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