芝桜のさし芽
昨年7月、芝桜150株を購入して、家の前の土手に沿って植えました。植えつけ時期が少し遅かったし、根付くかどうか心配していたのですが、今年の春、きれいに咲いてくれました。そこで、今年はさらに225株購入して植えました。これは雑草対策のために植えているのですが、これだけ植えてもまだ土手の上のほうだけ。土手いっぱいにするにはまだまだ。そこで、今植わっている芝桜の枝をさし芽で増やすことにしました。
この家に引っ越す前、南側の水路の土手は雑草がジャングルのようにはびこっていました。景観を損ねるし、夏場は虫がわいたりするのも心配なので、ひどくなるたびに市の環境係に電話で草刈りをお願いしていました。すぐに対応はしてくださるのですが、草は放置しておくとすぐに伸びてきてしまい、半年に1度電話することに。
3度目の草刈り作業の後、作業員の方が、家に面した土手だけ除草シートをはってくれました。市の担当者にお礼の電話をすると、「今後は自分でお願いします」…。確かに、うちの前だけ頻繁に手入れするわけにもいかないだろうなぁ…と思いました。
近隣は田畑が多いので、自分の土地を手入れするついでに水路の除草もしているようです。庭を手入れしてくれた植木屋さんに相談してみると、「この程度の除草は、農家の人にとってはなんでもないことなんだよ。でも、素人にとっては大変だよね~」ということでした。除草剤スプレーの道具もないし、そもそも犬を飼っているので除草剤はあまり使いたくないのです。
そんなとき、お手本となったのは、お隣のお宅。春になると、土手に植えられた芝桜がとてもきれいに咲きます。家の前に広い畑があり、土手もこまめに手入れされていました。除草剤は使わないそうで、手作業で草とりをされています。
私も芝桜を植えた後から、少しずつ手で草取りを始めました。ただ、一度ジャングル化した土地には雑草の根っこが張り巡らされ、種もたくさん落ちているようで、すぐにまた多様な雑草が茂ります。抜いても抜いてもまた生えてきて、いつまでたってもイタチごっこ。斜面なので作業する足場も不安定なところで、つる植物が足にからみ、水路に落ちる危険も。一人でやるには過酷な作業です。
大阪でお世話になっていた園芸家の西野さんに電話で相談したところ、やはり除草剤を勧められました。ラウンドアップという除草剤は土に落ちると無害化するので、除草後にまた植物を植えてもOK。除草剤をまいてから再び草が出てきたところでもう一度除草剤をまく、ということを2、3度繰り返せば、地中にある種をほぼ一掃できる、ということでした。
先月、1度目の除草作業をしました。ラウンドアップではなく、カインズで既に購入してあった除草剤ハイ・フウノンを使いました。ラウンドアップの後発品みたいなもので、成分は同じ。でも、効力は少し劣るようで、効果が現れたのは2週間後くらいでした。そろそろ2度目の除草作業をしようと思っているところです。
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