「潜水夫は蝶の夢をみる」
雑誌「ELLE」元編集長の実話をもとにつくられたフランス映画。
脳溢血による全身麻痺から突然寝たきり状態になり、機能するのは左目だけ。
まばたきでコミュニケーションをとり、ついには本を出版する。
まるで深海にもぐった潜水夫のように自由のきかない身体。
が、頭の中で蝶のように自由にはばたくイマジネーション。
映画の多くのシーンは、主人公の左目から見た外の世界をそのまま映像化しており、映画を見ているほうも動けない彼の窮屈な感覚を体感することができる。
眠くなるくらいにゆったりした展開だけど、映像が美しく、永く印象に残る映画。
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