映画:「プロミスト・ランド」
この映画の主人公スティーブは、シェール革命の最前線に立つ企業戦士。同僚のスーと二人で、広大な農地が広がる田舎町に乗り込んだ。
担当する地域で多くの地主から有利な条件で採掘権を買収すれば、さらなる昇進もみえてくる。
反対派や環境保護活動家の横やりによって次第に形勢不利になっていく中でも、常に前向きに住民との交流を続けようとするスティーブ。
日本企業なら、大きな決断をするときには必ず上司に相談して進めると思うけど、さすがはアメリカ、個人の決裁権が大きい。イベントを開催するときも、地域の有力者への裏金を渡すときも、スティーブがすべて独断で実行している。「上司に相談して…」なんて言う場面は全然ない。プレッシャーも大きいけど、やりがいのある仕事だ。
しかし、その仕事の成果が見えてきたとき、スティーブは、会社組織の仕掛けていた驚くべきからくりを知ることになる。さすがはアメリカ、企業のやり方も日本とはかな~り違う。本当にこんなトリッキーなことをやるんだろうか?
企業マンとしての役割に没頭するあまり、自分の価値観を見失いかけてたことに気付くスティーブがとった行動とは…。
主演のマッド・デイモンが脚本も手がけた社会派ドラマ。
熱血サラリーマンの気迫が伝わってくる。
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