ダリアと朝顔
梅雨明けを待たず、7月中旬から咲き始めたダリア2種。
「ピンクサファイア」は、花の大きさが直径8センチ程度だけど、「こころ」のほうは直径16センチもある大輪です。
ダリア こころ
朝顔は早朝から咲きだしますが、10時過ぎになるとしぼんでしまいます。
梅雨明けを待たず、7月中旬から咲き始めたダリア2種。
「ピンクサファイア」は、花の大きさが直径8センチ程度だけど、「こころ」のほうは直径16センチもある大輪です。
ダリア こころ
朝顔は早朝から咲きだしますが、10時過ぎになるとしぼんでしまいます。
梅雨がなかなか開けず、夏の花は少し元気がない様子です。
1か月前に作ったアメリカンブルーとアンゲロニアの寄せ植えは軒下に入れてあり、ちょうどいい具合に伸びてきました。オリヅルランがシャープで涼し気なかんじです。
春に種まきしたフロックス(ポップスターズ)は1年草。混合種だったので、ピンクも育ってほしかったけど、まともに成長したのは一株のみでした。草丈30㎝に満たない小さな株です。
宿根フロックスは今年とても大きな株になり、たくさん花をつけました。雨に打たれても、今のところ倒れずにしっかり立っています。
話は、50才の主人公青砥が、中学時代の初恋の相手である須藤葉子に再会した日の思い出から始まる。1年前のその日のことを、青砥は彼女の表情や声のトーンまで細かく記憶している。
その再会からまもなく、葉子は進行性の大腸がんと診断された。ふたりはお互いの部屋を行き来する関係になり、青砥は、手術を受けてストーマを造設した彼女を愛情深く支える。
この小説は青砥健将という男性目線で語られているが、作者は私と同世代の女性だ。青砥は、恋人といえる関係になっても親友のようにふるまい、抑制のきいた思いやりをもって葉子に接する。この世代の女性が考える理想の男性像かもしれない。葉子の言葉でいうと、「男っぽいけど、でも、お母さんみたいにやさしい」。
しかし、葉子は、一時的に青砥の家で療養させてもらうことはあっても、少し元気になると「晴れやか」な表情で自分のアパートに戻った。「もっと助けになりたい」という青砥に対しては、「だれにどんな助けを求めるのかは、わたしが決めたいんだ」と固辞した。ひとりで生きていこうと決心して以来、長らく過酷な人生を歯を食いしばって生きてきた女性らしい言葉だと思う。
同世代の女性として深く共感できる部分が多く、心に沁みる作品。
冬の間は屋内で過ごしたブーゲンビリアは、3月末から花をつけ始めました。
6月中旬くらいまでよく咲き続け、毎日部屋の中からこの南国生まれの花を楽しみました。写真は5月中旬に撮ったものです。うすいピンクと濃いピンクの2鉢を昨年ひとつの鉢に植えこんだので、一鉢に2色咲いています。
真ん中の小さな白い花が本当の花で、まわりで派手にひらひらしているのは苞葉と呼ばれる葉っぱだそうです。
花言葉は「情熱」。美しい色と蝶の羽のようなかわいい形が魅力的ですが、非常に鋭いトゲがあり、剪定や植え替えの時には注意が必要です。
ペチュニアは花の時期が長く、種類も色も豊富。他の花とも合わせやすいので、夏の寄せ植えのメイン花材です。
4月初め頃から店頭に並び始め、お店をのぞくたびに次々に目新しい形や色のペチュニアが増えていきます。どれを買おうか迷ったあげく「また今度来たら、いい苗が増えてるかも」なんて購入を先送りしていると、5月のGW明けには急に商品が少なくなり、欲しかった品物が売り切れ、ということも。
気に入った苗を見つけたときには、早めに確保しておかなければ!
会社の名前が「ローズ・ガーデン」なのだから、少しはバラを植えなくてはと、自宅にバラを植え始めて2年目の春。
今年はエントランスに植えたバラ「フェリシア」と「ピンクサマースノー」にうどん粉病が発生し、薬を散布してもなかなか治らずに苦労しました。
西側フェンスのピエール・ド・ロンサールは強健で大きく成長し、花付きも申し分なし。
南側フェンスにからませた白のサマースノーは、4月くらいに一度水切れになってちょっと葉が黄色くなったけど、がんばって咲いてくれました。
ブッシュノアゼットは、エントランスの一番前でほのかな香りを放ちました。グレーテルは、つぼみから満開になるまで、少しずつ花色が変わるのが魅力です。
バラが咲く時期は花の状態をチェックしたり、花ガラ摘みをしたりとなんだか気忙しい毎日。春の草花がちょうど終わる時期なので植え替え作業も忙しく、ゆったりと花を楽しむ余裕はありませんでした。
まるでコップを洗うブラシのような形をした花ですが、その名もブラシノキ。オーストリアからニューカレドニア産の木だそうです。
ブラシのように見えるのは雄しべで、柔らかくて触り心地は抜群。存在感のあるユニークな形がおもしろく、切花にしても楽しめます。
ちなみに、この雄しべ。つぼみの中ではギュウギュウにつめ込まれています。お部屋の中でつぼみから出てくる様子を観察するのも一興です。
春の花はそろそろおしまい、とはいっても、まだまだいっぱいに咲いているパンジーを抜く気になれず、放置している間にかなり見栄えが悪くなってきてしまいました。
花の手入れをしていると、まだ咲いている花やつぼみを切ったり処分することがよくあります。そういうのがちょっと可哀そう、などと思ってしまうと、見苦しくなったりして、なんのために花を飾っているのかわからなくなってしまいます。
というわけで、やっぱりここは勇気をだして、植え替ることに。まだ咲いている花を切って、とりあえず洗面器にザブンと入れました。
そして、夏も力強く乗り切ってくれそうな花に植え替え。すっきりしました。
2年前の秋に種をまいたオダマキ。
昨年は花をつけるほどに育たず、今年やっと花が咲きました。
見れば見るほど、不思議な形の可憐な花です。
雑草対策のため、お隣に倣って、土手に芝桜を植え始めたのは2017年7月。3色の芝桜を50株ずつ植えました。昨年春に225株、秋にはさらに75株を追加すると同時に、成長した株を株分けして芝桜の面積を広げ、V字型にしてみました。
花がない時期に植えつけをしているので、花が咲いて初めて全体の形がわかります。花がこんもりと咲くと、逆三角形がちょっとハート型にも見えたので、先週、ちゃんとハート型になるように苗を植え替えてみました。来年、どうなっているのかが楽しみです。