Archive for the ‘本と映画’ Category

映画:「ピアニスト」「ブラック・スワン」

母親の束縛が娘の心の自由を奪う…というテーマの2つの作品。 どちらも芸術で自分の内面を表現しようとする女性が主人公。 母親との濃密な関係の中で育てられ、 母親の敷いたレールに沿って仕事を選び、成人しても母親と二人きりの暮 […]

つづきを読む »

映画「飢餓海峡」

「飢餓海峡」は、私が10年ほど前に初めて読んだ水上作品。 この本で私は水上勉の世界にはまり、次々にこの作家の本を手に取りました。 舞台は、戦後まもなくの東北地方。 ひとつの殺人事件を追って、 犯人の足取りを追う刑事を軸に […]

つづきを読む »

映画「ミスティック・リバー」

レンタルビデオ店のPOPには、 「悲しすぎてもう一度見たいとは思わないけど、一度は向かい合うべき作品」 という説明がありました。 クリント・イーストウッドが監督した作品です。 優れた俳優であり、監督である彼の映画はいくつ […]

つづきを読む »

映画「奇跡のリンゴ」

育てている植物が害虫や病気にやられると、けっこうヘコみます。 害虫は、あっという間に数を増やして全体に広がり、 青々としていた葉っぱをあらかた食いちぎってしまう。 病気はもっとやっかいで、 つぼみを付けていた植物もみるみ […]

つづきを読む »

映画:「17歳の肖像」

舞台は1960年代のイギリス。 オックスフォード大学進学を目指していたジョリーは、ある雨の日、 ずぶ濡れになって歩いていたところを車で通りがかったデイビッドと出会います。 リッチで、紳士的で、ユーモアがあり、芸術に造詣が […]

つづきを読む »

映画落語:かもめ亭

7月1日から3日までの3日間、イオンシネマで8本の映画が無料上映されています。 今日は朝早くから、「映画落語:かもめ亭」をみてきました。 私の場合、日常生活のなかで寄席に行って落語を見るという機会は皆無。 テレビでもとき […]

つづきを読む »

小説「かたちだけの愛」

作者の平野啓一郎は京大在学中に書いた作品が芥川賞を受賞し、 若くして文壇デビューを果たした作家。 以前、テレビで対談を見て気になってはいたけど、 小説のなかで難しい言葉をいっぱい使っている、ということだったので なんとな […]

つづきを読む »

映画:「アーティスト」

人の声はいっさい入らず、音楽のみのサイレント映画。 しかも、全編モノクロ。 3D映画が増えてきたこの時代に、 こんな制限された条件で100分間の映画をつくるのは とても冒険的な試みだといえます。 が、みごとアカデミー賞5 […]

つづきを読む »

最新映画:「華麗なるギャツビー」

イオンモールの映画館で「華麗なるギャツビー」を観ました。 1970年代映画化されたロバート・レッドフォード主演版を前日にDVDで観てしまったのがいけなかったのか、 ちょっと期待はずれな内容でした。 この小説は30代前半の […]

つづきを読む »

おもしろい映画:「モテキ」

以前、NHKのドラマで森山未来の演技を観て以来、彼のファンです。 そこで、最近レンタルDVDでみたのが「モテキ」と「苦役列車」。 「苦役列車」のほうは私の好みじゃなかったので、ハズレ。 「モテキ」はなんだか笑っちゃう映画 […]

つづきを読む »