最新の日記

高崎:白衣大観音

今朝、急に思い立って、高崎の白衣大観音に行ってきました。

高崎に来て以来、何度か遠くから観音山の上に立つ観音様の姿を眺めることがあり、
一度は近くにいって、間近にじっくり拝観してみたいと思っていたのです。
アイビー・ガーデンから車で10分程度。思ったよりずっと簡単に行けました。

観音像は胎内を階段で肩まで上ることができます。

観音様の胎内を階段で肩まで上ることができます。

観音様の優美な姿に、心があらわれるような気がします。

帰りに、観音茶屋に寄って少し休憩しました。
ちょうど昨夜、万灯会が行われたそうで、ずいぶんにぎわったようです。
写真を見ると、境内や石段に灯明がならんで、とても幻想的。
来年は、万灯会の夜にも来てみたいです…。

自由と孤独の街

セミナーに参加するため、東京に行きました。

高崎へきて以来、人ごみを歩いたのは先日の高崎祭りくらい。
でも、東京へいくと、主要駅にでるたびにお祭りのような雑踏の中に巻き込まれます。

混雑した場所は好きでないけど、
ひさしぶりに都会の喧騒の中に身を置くと、なぜか不思議な安らぎをおぼえます。

私にとって、東京は20年過ごした、なつかしい場所。

故郷から遠く離れた解放感、
果てしない選択肢があり、可能性に満ちた中にあって、
まわりは知らない人だらけという寂寥感。

雑踏の中、そんな「自由」と「孤独」が入り混じった感覚を思い出します。

ときどきは東京の街を歩いて、
都会の緊張感の中に身を置くのもいいものですね。

高崎まつり2012

8月4日,5日は高崎まつり。
当日は、多くの山車やお神輿がでて、慈光どおり沿いにずらりと屋台がならび、たくさんの人でにぎわいました。
笛と太鼓のお囃子、お神輿の掛け声、屋台からの呼び声で慈光どおりから田町にかけてはお祭り一色に。

私は、4日夜の花火大会を通りから見物しました。
花火の打ち上げは、烏川和田橋上流河川敷。
浴衣姿の男女が、通りで立ち止まっては次々とあがる花火を楽しんでいました。

お囃子の練習は1か月ほど前から始まり、毎晩のように熱心に続けられてきました。

お囃子の練習は1か月ほど前から始まり、毎晩のように熱心に続けられてきました。

読書の楽しみ:「長い坂」山本周五郎

ずいぶん長い間、小説を読む、ということを忘れていました。

アイビー・ガーデンに来て、身辺整理もようやく一段落。
落ち着いて本が読める環境になり、図書館から借りてきた本を読み始めました。

ノンフィクションを数冊流し読みした後、いよいよ長編小説、山本周五郎の「長い坂」を手に取りました。
貸出期間が2週間なので早く読まなくちゃ、と思っていたところ、
実際読み始めるとやめられない止まらない…。夜中まで読み続け、2日で上下2巻を読了。
物語の世界にはまる楽しさを堪能しました。

「長い坂」は、下級武士の家に生まれた主人公が城代家老にのぼりつめるまでの苦難と努力を描いた作品。
一度読んで、「ああ、おもしろかった」というものではなく、何度も読み返したい味わいのある内容で、
読後の満足感と感動とも大きかったです。

これは、10年以上前、水上勉の「飢餓海峡」を読んだときの感動に似てるかも。
その後、水上勉の世界観にはまり、次々と彼の作品を読みました。

しかし、そろそろ老眼もはいってきて、小さい文字が読みにくくなってきたことを実感。
読めるうちに、もっとたくさんいい小説を読んでおきたいです。

シネマテークたかさき

私が高崎に引っ越すとき、楽しみにしていたひとつが、「シネマテークたかさき」。
アイビー・ガーデンから歩いて3分。 上映時間の5分前に出かけても間に合います。

上映されるのは、最新のハリウッド映画や話題作ではなく、ヨーロッパや日本の旧作映画が中心。
プログラムには、監督や俳優もあまり聞いたこともない、地味で、あまり宣伝されていない作品ばかりがならんでいます。
この手の映画は、レンタルショップに行ってもなかなか手にとることがありません。

とくにヨーロッパ映画は、すごく退屈か、心に残る印象的な映画か、あたりはずれが激しく、
しかも、作品を最後まで見なければそれが判断できない…。
「なんだかつまんない…」と思ってみていても、
見終わった後、しみじみと良い映画だったということも珍しくないのです。

「アクションがすごい!」とか「感動して泣いた」とか、「セットが素晴らしい!」とか言えないけど、じんわりと深い味わいを楽しむのがこの手の映画の醍醐味です。

今日見た映画は「別離」。イラン映画です。
主演の俳優が美男美女で、このタイトル。甘いラブロマンスを期待してみたのですが…。
かなりシリアスな人間ドラマでした。
期待は外れたけど、映画としてはとてもいい映画でした。

こういう映画は、やっぱり映画館で見るに限ります。
家で見ていると、途中で見るのを止めてしまったり、集中力が続かないので、何度にも分けて見ることになるから。

そして、こういう映画は、ひとりで見るのに限ります。
なぜなら、映画館を出るとき、「よかったね~」とか「おもしろかったね~」とか、簡単に言えないから。

さらに、こういう映画館は、歩いて行ける距離にあってほしい。
わざわざ車や電車に乗っていくのではなく、時間があいたときにいつでもフラリと出かけられるから。

座席数は、60席くらい。館内はすっきりときれいで、ゆったりとみられます。
当日券は1700円だけど、ぴあで回数券を買うと、3枚3990円。

やっぱり、いい映画は映画館で見なければ…

大阪府堺市のおいしいもの

火曜日から、実家の大阪府堺市に帰っています。

子供のころによく連れて行ってもらった、堺のおいしいお店めぐりをしてみました。
まずは、おそばの「ちく満」

http://r.tabelog.com/osaka/A2705/A270501/27003013/

ここのおそばは、1枚、2枚といわず、1キン、1.5キンと注文します。
おそばはゆでたてアツアツがでてきます。
おだしも「熱いので気を付けてください」とだされます。
生卵が1個ついているので、といておだしと混ぜます。薬味はもちろん、青ネギとわさび。
祖母も母も大好きだった、昔ながらの味。一気にツルツルと食べてしまいました。
おそばを食べ終わったあとの蕎麦湯は、「かまくら」と呼ばれています。
これも、アッツアツです。

メニューはおそばのみ。さすがは繁盛店、お茶もでません。
混むので、食べた人はさっさと帰らなきゃ…。

次に行ったのは、くるみ餅の「かん袋」
http://www.kanbukuro.co.jp/

地元でこの店を知らない人はいないくらいの有名店。
品切れになり次第、閉店です。

おみやげを買う人で並ぶのですが、賞味期限はわずか1日。
大きな木の札を渡され、順番を待つ間に、店内で1人前を食べました。

くるみ餅というけど、胡桃が入っているのではなく、白玉のようなお餅を
餡でくるんでいるので、くるみ餅という名前だそうです。餡はなにでできているのか、
わかりません…。抹茶色をしていて、抹茶のような風味もしますが…。
このくるみ餅に氷をかけて食べる「氷くるみ餅」がおいしい。
祖母はいつも、「氷くるみ餅」を一人前注文し、さらに「くるみ餅」だけを一人前追加注文していました。

こちらの店もやはりメニューはくるみ餅のみ。同じ味を、おなじ店舗で守り続けています。
客層は、お年寄りからサラリーマン、若い人まで、さまざま。

私はどちらの店にも30年ぶりくらいに来店しました。とてもなつかしかったです。

高崎市立中央図書館

先日、高崎市のりっぱな市庁舎に驚いたけれど、もっと驚いたは、中央図書館。

市庁舎のすぐ近くにあり、アイビー・ガーデンからは歩いて10分程度。自転車なら5分もかかりません。
昨日、夕食後の散歩にでかけて、ふらりと寄ってみました。

建物の前に行って、「おお!」と立ち止まりました。かなり新しい…。
調べてみると、23年4月に開館したばかり。
図書館というとふる~い建物しかしらない私にとって、こんなきれいな図書館は初めて。
テンションがあがります…。

夜8時まで開いているので、中に入ってみました。
建物の低層階は、高崎市総合保健センター。図書館は、5,6階です。

中央図書館 外観

中央図書館 外観

館内には大きな吹き抜けがあり、ガラス張りで明るい、オープンなフロアスペース。
図書館独特の、すえたような本のにおいはあまりしません。
設備は非常に充実していて、学習室やガラスで仕切られた研究個室も完備。
視聴覚ブースにはソファがあって、映画1本ゆっくりみられます
カフェのように大きな窓に面したテーブルに座って、景色をながめながら本が読める…。
400台も収容できる立体式駐車場もあります。

難をいえば、やはり新刊が少ないこと。これはどこの図書館でも同じかも。
できれば、DVDも、CDも、本も、新しい話題のセレクションがほしいな…。

とはいえ、さっそく図書カードを作ってもらって、本を借りてきました。
図書館で借りた1冊の本から、考え方や生活の一部が変わることもあります。
新しい場所で、新しい生活の楽しみ方をみつけていくのもいいかも。

部屋の窓からハワイアン

今日は午後から、すぐ近くの駐車場で、音楽が流れはじめました。
スピーカーを使っているので、けっこうな音響です。
うるさいなぁ、仕事ができなくて困る~と思っていたら、わりとおだやかなハワイアンミュージックだったので、ほっ。

なんのイベントなんだろう?と様子をうかがっていたら、
そのうち、派手な衣装を着た女の子たちがぞろぞろ集まりはじめました。

そして、午後1時から始まったのは、ハワイアンダンス。
群馬各地のダンス教室の生徒さん達が集まって、日ごろの成果を発表するイベントのようです。

ちょうど私の部屋の窓の前に舞台があり、ショウの最初から最後までじっくり楽しめました。
ハワイのドリンクや食べ物のお店もでていたので、ちゃっかりチキンも調達。
ちょうど1Fリビングでテレビ鑑賞中だった入居者さんにもおすそ分けして、おいしくいただきました。

日曜日の午後、お部屋に居ながらにしてライブ鑑賞。楽しいひとときでした。
仕事はちょっとサボリ気味になりましたが…。

タヒチアン・ダンス

タヒチアン・ダンス


ハワイアン・ダンス。手前の先生がすごく素敵でした。

ハワイアン・ダンス。手前の先生がすごく素敵でした。

高崎のおいしいもの:福ベーグル

先日、夜に行ってみたお店「福カフェ」に再び出かけ、ベーグルを買おうとすると、
もうほとんど売り切れで1個しか残っていませんでした。がっかりしていると、
「東口のほうの、本店に行けば、もっと種類がありますよ」ということだったので、
場所を教えてもらい、テクテク歩いていってみました。

ちょっとわかりにくい場所だったけど、ありました!駅から徒歩5分程度の場所です。
その日買ったのは、桜エビとクリームチーズのベーグルとモカクリームチーズ。
とってもおいしかったので、またリピートしそう…。

赤い「福」のロゴが目印。

赤い「福」のロゴが目印。

高崎市役所と群馬音楽センター

転入手続きのため、高崎市役所に行きました。
市役所へは、アイビーガーデンから歩いて10分ほど。自転車だと5分もかかりません。

市庁舎は、21階建てのかなりりっぱな建物です。
実家の堺市庁舎も相当りっぱだと思っていたけれど、高崎はそれ以上。

せっかくなので、21階の展望台にあがってみました。
展望台は、高崎市内が360度見渡せる広いスペースがあり、おシャレなレストランもあります。
今日は曇っていたので見通しはよくなかったけど、晴れていれば赤城山や榛名山もよく見えそうです。
公園や川沿いの新緑がとてもきれいでした。

帰りに、群馬音楽センターのまわりに大勢の人たちが開場を待っていました。
年配の女性が多く、男性はちらほら…。女性達はなんとなく嬉しそうな様子です。
いったい何があるのだろうと思って、ホールの前まで行ってみてみると、
「早乙女太一 特別公演」とありました。女性陣が華やいでいるのも納得でした。